「ふとした瞬間、鏡に映る傷跡に目が止まってしまう」顔や手など、どうしても人目につく場所に残った跡は、毎日のように気持ちを沈ませてしまいます。
実は、傷跡に悩む方の多くが「市販薬を試したけど効果がなかった」「病院に行くほどでもないかも…」と、中途半端なまま諦めてしまっています。
しかし、傷跡はケアの方法と時期によって、見た目が大きく変わります。
正しい知識があれば、市販薬で十分に改善できるケースもあれば、専門的な治療でほぼ目立たなくできるケースもあるのです。
そこでこの記事では、傷の跡を消す薬や市販薬で消えない傷跡を目立たなくする治療法について解説します。
この記事の重要ポイント
- 傷跡に効く市販薬の種類と本当の効果
- ドラッグストアで買える薬が効かない理由
- 消えないと思っていた跡を綺麗にする最新の治療法

「美しくなりたい」を応援します。どんな時代も「美」を願う「心」の本質は変わりません。当院は「患者様の安心と満足を目標にする。」という当たり前のことを第一に考え、本物の美容形成外科を開設いたしました。
「美」と「心」がつながった「ありがとう」と言っていただける病院でありたい。「美のホームドクターになれたら…」が私たちの願いです。
95年聖マリアンナ医科大学卒業/95-97年同大学麻酔科勤務/97-02年大手美容外科勤務 のちに分院院長歴任/03-06年医療法人博済会 鈴木病院 美容外科外来開設/06年池袋サンシャイン美容外科開設/日本美容外科学会正会員・認定医/日本美容外科医師会正会員/日本抗加齢医学会正会員
記事更新日:2026年3月23日
Contents
傷の跡を消す薬はある?市販薬と処方薬の効果

そもそも傷跡(やけど跡)が残ってしまう原因について
そもそもなぜ傷跡ややけど跡ができてしまうのか、そのメカニズムは以下の通りです。
| 時期 | 目安の期間 | 主な状態・症状 | 起こっていること |
| 炎症反応期 | 発生直後〜 | 赤み、腫れ、痛み、熱 | 白血球が集まり、悪い菌などと戦う(治癒の始まり) |
| 肉芽形成期 | 4, 5日後〜 | 盛り上がった傷跡(瘢痕) | コラーゲンが作られ、傷口を塞ぐ組織ができる |
| 安定期 | 1〜2週間後〜 | 見た目の変化が落ち着く | 修復が安定する。ビタミンC摂取がおすすめ |
安定期に入ると傷の跡が落ち着いてくるので、ここでビタミンCを摂取したり、市販薬を活用していくことが効果的な処方となります。
市販薬で対応できる傷跡・できない傷跡の境界線
市販薬の主な役割は「肌のターンオーバーを促し、修復をサポートすること」です。そのため、対応できる範囲には明確な境界線があります。
| 項目 | 内容 |
| 対応できる可能性がある傷跡 | ・うっすら残った茶色い色素沈着(虫刺され跡など) ・赤みが残っている比較的新しい傷跡 ・軽度の火傷による表面的な跡 |
| 対応が難しい傷跡 | 白く線状に固まってしまった古い傷跡(リストカット跡など) ・大きく盛り上がったケロイド状の組織 ・凹凸が激しいニキビ跡や手術痕 |
数ヶ月セルフケアを続けても変化がない場合や、皮膚の深い層(真皮)まで達している深い傷は、薬だけで平らな状態に戻すのは困難です。
この場合、美容外科や皮膚科へ受診し、適切な処置をしてもらわなければなりません。
代表的な市販薬の成分(ヘパリン類似物質など)と効果
・痛みやかゆみを抑える
・殺菌する
・傷跡を残りにくくする
代表的な市販薬の成分(ヘパリン類似物質など)と効果
ドラッグストアで購入できる「傷跡ケア剤」には、主に以下の3つの有効成分が配合されています。目的に合わせて選ぶのがポイントです。
| 項目 | 効果 | 特徴 | 市販薬例 |
| ヘパリン類似物質 | 保湿・抗炎症・血行促進 | 傷跡の水分保持能力を高め、皮膚の再生を促します。盛り上がった組織を柔らかくし、赤みを抑える効果が期待できる | アットノン |
| アラントイン | 組織修復の促進 | 新しい皮膚の形成を助け、傷んだ組織の回復を早める | HPクリーム |
| グリチルリチン酸二カリウム | 抗炎症作用 | 傷跡周辺の残留した炎症を鎮め、かゆみや違和感を緩和する | ケアノキュア |
上記の薬は一例ですが、ドラッグストアで常駐している薬剤師に傷の原因や傷を見せることで適切な薬を処方してくれるでしょう。
病院で処方される薬との違い
病院でも傷ややけどに対する治療薬を処方していますが、成分でみると市販薬とそれほど異なりません。
ただ、成分の含有量に違いがあります。
やけどやリストカット、手術の傷跡治療はまず形成外科へ

やけどや傷を負ったときはもちろんですが、リストカットや手術にともなう傷跡を目立たなくさせたいのであれば、なるべく早めに形成外科を受診することが重要です。
火傷の跡やリストカットの跡を消したいと考えている方はこちらの記事も参考にしてください。
参考:【現役医師監修】リスカ跡の白い線を消すことはできる?原因・治療法・費用まで徹底解説
参考:やけど跡の茶色を消す方法は?色素沈着防ぐケア方法や治療方法を紹介
薬で消えにくい傷跡への対処法

形成外科では、手術跡ややけどの跡、リストカットによる傷跡などの治療をおこなっています。
薬で消えにくい傷跡への主な治療法は以下の通りです。
レーザー治療
形成外科ではいろいろな治療法で傷跡を目立たなくさせていきますが、池袋サンシャイン美容外科ではレーザー治療に力を入れています。
中でも、リストカットのような浅い傷跡であれば、最新鋭のレーザー治療器であるスターラックス1540を用いることで、リストカット以前のキレイなお肌の状態に戻すことが期待できます。
スターラックスのヘッド部分にはマイクロ単位の小さな穴が開いており、そこからレーザーが照射され、皮膚の内部に目に見えないほどの小さな穴をあけます。
その小さな穴が修復されていく過程で、傷跡が新しい皮膚へと生まれ変わっていくのです。
さらに、治癒過程でビタミンCイオンの導入をおこなうことで、さらにキレイな仕上がりを実現しています。
薬物療法
傷ややけどに対する薬物療法としては、外用薬の塗布や内服薬の利用があげられます。
外用薬には傷ややけどにともなう痛みを軽減したり、かゆみを抑えたりする効果があります。
内服薬には傷跡が盛り上がってしまうのを抑制したり、痛みやかゆみを抑えたりする効果があります。
また、外用薬の中にも、傷跡が盛り上がることを防ぐ作用を持つものもあります。
圧迫療法
圧迫療法はその名の通り、患部を圧迫することによって、傷跡が盛り上がるのを防ぐ治療法です。
ただ、ある程度の大きさの傷跡ややけどの跡に対しては、それほど効果が期待できません。
外科的療法
外科的療法は、レーザー治療では対処できないほどの大きな傷跡を、根本から切除したのち、傷跡を縫合する治療法です。
例えば、手術をおこなったものの、傷跡が目立ち過ぎてしまうような場合、再度切除手術をおこない、傷跡をキレイに縫い合わせます。
いずれにしても傷跡は残ることとなるのですが、キレイに縫合した傷跡に対して、さらにレーザー治療を施すことで最大限、傷跡を目立たなくさせることが可能となります。
火傷跡や傷跡の治療・修正なら池袋サンシャイン美容外科へ

「目立つ火傷の跡をなんとかしたい」「昔の傷跡やリストカットの白い線を薄くしたい」
一度できてしまった傷跡を完全に真っさらな状態に戻すことは現代医学でも容易ではありませんが、適切な治療を組み合わせることで、周囲の肌に馴染ませ、目立たなくさせることは可能です。
当院では、患者様一人ひとりの傷跡の状態(盛り上がり・凹み・色味・範囲)に合わせ、以下の治療法を最適に組み合わせてご提案しています。
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スターラックス・フラクショナルレーザー (皮膚の再生を促し、肌の質感を整える)
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切除法(外科的療法) (大きな傷跡を一度切り取り、細く綺麗な線に縫い直す)
過去におこなった傷跡治療は以下の通りです。


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「古い傷だから」「範囲が広いから」と一人で抱え込まず、まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に最適な改善策を一緒に見つけていきましょう。
まとめ
やけどの跡や傷跡が気になる場合、市販薬を購入するもの1つの手ではあるのですが、やはり形成外科の専門医にみてもらうことが第一です。
医師はその人その人にあった薬剤を選び、処方量をコントロールすることで、なるべく傷跡が目立たないように導いてくれます。
池袋サンシャイン美容外科では、最新鋭のフラクショナルレーザーを用いており、浅い傷であれば受傷前の状態に戻すことも期待できます。
傷跡の治療や、リストカットの跡の治療などに関して無料カウンセリングもおこなっておりますので、なんでもお気軽にご相談ください。
