わきが治療(保険適用手術)
保険を使って再発しない、わきが手術

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わきが手術は、保険適用で治療が可能です。臭いも気になるが汗もすごく気になるという方は多汗症治療として手術を行うことも可能です。
入院の必要もなく、カウンセリング当日に両ワキの手術をしてお帰り頂けます。手術を終えてご帰宅いただくまで約2時間程度となります。局所麻酔のため、リカバリールームで休む必要もありません。
池袋サンシャイン美容外科では、皮弁法(直視下反転腺除法)という手術式を採用しております。
この術式ですと医師が直接目視でアポクリン汗腺を見ながら、ハサミで汗腺を取り切っていくため確実に効果が出てまいります。
また保険適用が可能となりさらに、加入されている任意保険次第では、手術給付金を受けることが可能となります。
手術は両脇一度で行うことも可能ですし、片脇ずつ別の日で治療を行うことも可能ですので、患者様のご負担がないようにご選択ください。
クリニックによっては、片脇ずつしか治療できないというところもありますが、当院では患者様のご希望に沿って治療計画を立てることが出来ますのでお気軽にご相談ください。
男性の方や未成年の方も多くわきが治療をお受けいただいておりますので、どうぞ気兼ねなくご相談にいらっしゃってください。
わきが(腋臭症)とは
わきが治療はこんな人におすすめ
- わきの匂いが気になって電車に乗れない
- 職場での周りの目が気になる
- 家族・友人・職場の人から匂いを指摘された
わきがセルフチェックリスト

- 耳アカが湿っている
わきの下にアポクリン腺が多いことと同様に耳アカが湿っている人はアポクリン腺が多いため、わきが体質である可能性が高く、わきが治療の必要がある人と言えます。 - 家族にわきが(ワキガ・腋臭症)・多汗症体質の人がいる
- 緊張したり、興奮するとよく汗ばむ
- 自分の体臭が気になる
- 他人にニオイを指摘されたことがある
- 服のワキの下に黄色い汗染みができる
- 毛深い方である
- 季節に関係なくワキの下に汗をよくかく
わきがの原因とメカニズム

保険適用のわきが治療
保険適用で出来るわきが治療の直視下反転剪除法
ちょくしかはんてんせんじょほう直視下反転剪除法
わきのシワに沿って、皮フをカットし、
直接、ニオイの元となる「アポクリン腺」と、
汗の元となる「エクリン腺」を切除していく手術です。
汗腺を除去するため、この治療を行うと
汗の量も減らすことができます。
また毛根も一緒に取れますので、脱毛効果も得られます。
(※あくまで脱毛目的の治療ではありません)

保険適用のわきが手術のご料金

片ワキ | 約22,000円 |
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両ワキ | 約43,000円 |
※3割負担の方の場合のお値段です
※母子医療や0~2割負担の方にも保険適用がされます
わきが保険手術の治療の流れ
ご来院からわきが治療終了までの全体の流れ
施術の流れ
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01カウンセリング
当院では、必ず最初に、カウンセリングをします。女性カウンセラーが担当しますので、男性の医師には聞きづらいことなどなんでもお尋ね下さい。 手術の流れ、術後の経過や日常生活の過ごし方など詳しくご説明します。
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02診察
医師が脇に挟んだガーゼの臭いを確認いたします。臭いの無い方への治療は行いません。また、手術に向けて、写真を使用した詳しいご説明をします。術後の傷口などが気になる方はご覧ください。
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03手術
ご希望がございましたら、そのまま当日に手術することが可能です。
ワキの毛の生えている箇所をマークし、ワキのシワに沿って皮膚を切開し、アポクリン腺除去します。術後は、止血し、圧迫固定します。 -
04包帯外し
抜糸手術から3日目に包帯外し、手術から7-10日目に抜糸を行います。抜糸は痛みはありませんのでご安心下さい。
お仕事などがある方は、包帯外しはご来院いただかなくても大丈夫です。 -
05経過診察
ワキのストレッチやマッサージを行うことで、傷をキレイにしていきます。当院では、術後の経過・症状の改善を最後まで責任を持ってご対応いたしますので、ご安心ください。
抜糸後の診察は、何回でもお受けします。
わきが保険適用手術の概要
当院のわきが治療は以下のようになっています。
施術時間 |
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施術後の通院 |
手術後7日目に抜糸 1か月検診 |
痛み・腫れ |
ただし皮膚を触られている感覚や引っ張られている感覚は伝わってきます。 手術中痛みを感じることがございましたら麻酔を追加いたしますので、 |
入浴 |
おふろへの入浴は抜糸後から可能ですが、抜糸直後は傷口が開きやすいため、 優しく泡越しに洗うようにご注意ください。 |
カウンセリング当日の治療 |
ご予約状況によっては、混雑時にはそのまま治療を行うことが出来ず、 別のお日にちでのご案内をさせていただく場合もございます。 |
入院の必要性 |
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麻酔 |
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このわきが手術を当院で受けるおすすめポイント
この手術の良い点
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01. 手術給付金が受けられることがあります
任意加入されている生命保険や共済組合の保険によってはわきが手術に対し手術給付金を受けられる保険があります。
保険適用手術名は”視下反転剪除法”(別名皮弁法)です。この名前にて給付金を受けられるか保険会社へのご確認をお願いいたします。
給付をうけられるようでしたら保険会社から指定の診断書を受け取りクリニックへご持参ください。
当院にて手術を受けられた方を対象に診断書の作成をいたします。
※ご相談のみで治療をされていない方の診断書作成は行っておりません。 -
02. 土日祝日も診療・手術できます
当クリニックでは土日祝日も診療しておりますので、お仕事や学校をお休みする必要なく治療にお通いいただけます。
また休日診療扱いになりませんため、保険の料金が増えることもございません。
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03. 未成年の方の治療もできます
当クリニックでは中学生以上の未成年の方も治療を承っております。
(小学生以下の方はご治療をお控えいただいておりますのでご了承ください。)
また、基本的に未成年の方は保護者の方とのご同伴が必要となりますが高校卒業された方は、親権者同意書をご持参いただければ、お一人でのご来院と治療が可能となります。 -
04. 診察当日の治療も大丈夫
診察当日に手術をすることが可能です。手術時間は20分程度となります。当日に手術をお受けいただき、術後すぐにお帰りいただくことが可能です。手術当日から通常の生活をしていただいてかまいません。
7日~10日目が抜糸の予定日となりますので、事前の日程のご調整をお願いいたします。
池袋サンシャイン美容外科でのわきが保険適用手術の詳しいご説明
わきが手術の詳しい流れ

脇の範囲をデザイン後、局所麻酔を注射で行います。
その後、脇の折れジワに沿って、約数㎝切開をします。
最小限の傷の幅に抑えて皮膚をひっくり返し、医師が直接はさみでアポクリン汗腺とエクリン汗腺を除去します。

わきがの元となる汗腺を除去するとつるつるの状態となります。
皮膚を360度あらゆる方向にひっくり返し、しっかり汗腺がなくなっていることを確認してから縫合を行います。

除去した汗腺の一部です。この汗腺がわきがのにおいの原因元になります。

止血処理を行った後、皮膚がよれたりずれてくっつかないように縫合を行います。
傷跡は脇中央の1本のみで、他の部分は皮膚がよれてくっつかないように糸で留めているだけなので傷跡としては残りません。

縫合後は、クッションとテーピングを脇に挟んで巻いてお帰り頂きます。
抗生物質と痛み止めを3日分お持ち帰りいただきます。
わきが手術後から抜糸が終わるまでの生活について
手術後も、基本的な家事やデスクワークなどは不自由ながらも問題なく行っていただけます。
しかし、テニス・ゴルフといった脇に負担がかかる運動はお控えください。
また、自転車やお車の運転なども抜糸が終わるまでお控えいただいております。
切開縫合手術となりますため、脇は抜糸(手術後約7日目)が終わるまでの間濡らすことができません。
お風呂に入られるときには、サランラップを巻くなど防水して濡らさないようにお入りください。
頭を洗う際も肩が濡れないように、お気を付け下さい。
髪が長い方は、美容院などで洗髪されるのも良いかもしれません。
わきが手術後の包帯について
保険によるわきが手術(皮弁法・直視下反転腺除法)は、手術終了後、脇をクッションで圧迫し、捻挫用テーピングで固定して、お帰り頂きます。
(クッションを脇に直接縫い付けるタイオーバーは脇の傷を増やすことになりますので当院では行っておりません。)
このテーピングによる圧迫固定は、骨折のギプスのような役割とお考え下さい。
その為、次回ご来院時までは24時間巻きっぱなしとなります。
通常は手術をしてからの最短3日後にクリニックへお越しいただければ、包帯を外すことが可能です。(くれぐれも自己判断での包帯外しはお控えください。不正出血の原因となります)
3日目にクリニックにてテーピングによる圧迫固定を解除しましたら、ワキにはガーゼを当てているだけの身軽な状態となります。
身軽な状態になっても、まだ脇は傷口を縫合した状態です。その為抜糸が終わるまでは、今までと同様に濡らせませんし 脇に過度な負担がかかる行動はお控えください。
テーピングによる圧迫固定時と同様に、脇を濡らさないようにご注意ください。
わきが手術の抜糸が終わった後のご注意
わきがの手術後、約7日目~10日目に抜糸を行います。
これで、基本的なわきが治療は終了となります。
翌日からは脇を濡らしてお風呂も入る頃ができます。
抜糸が終われば、ひとまず安心の状態ですが、抜糸したての傷口は大変柔らかく開きやすい状態です。
術後1ヶ月以上は、脇に負担のかかる激しい運動はお控え下さい。
また温泉や海・プールなどは衛生面の点からも傷口がしっかりくっつくまではお控えください。
抜糸後の傷跡のケアについて
当院では、術後の経過・症状の改善を最後まで責任を持ってご対応させて頂いております。 抜糸後の適切なアドバイスと診察を何度でもご診察いただけます。
手術において脇全体の皮膚を剥離し、わきがの原因となるアポクリン汗腺の除去を行うため、手術直後は硬さや赤み・色素沈着などができます。
6か月も経過していくと徐々にきれいに仕上がってまいります。傷跡が完全に落ち着くには1年ほどくらいかかるとお考え下さい。
元々アトピー性皮膚炎の体質の方などは、皮膚が弱く色素沈着が強く生じる傾向の方もいらっしゃいます。ケロイド体質の方は、手術後半年程度かけて傷口がケロイド状に盛り上がってくる方もいらっしゃいます。
色素沈着になりやすいご自覚がある方やケロイド体質の方には、予防する内服薬をご用意させていただいております。 気になる方は、どうぞお気軽にお尋ねください。
また、脇はもともとしわが多くたるみやすい部分の為、人によって位は皮膚がずれてくっついてしまう方や皮膚のツッパリが気になる方もいらっしゃいます。
そのような時は、術後1ヶ月以内の皮膚を伸ばすストレッチが大変重要となってまいります。
医師にて直接マッサージをさせて頂いておりますので、気になる方は放置せずご相談ください。
わきが保険適用治療に関するよくある質問
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ワキガ治療ができない場合はある?
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当日の施術は可能?
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保険は適用される?
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わきがを診断してもらうだけでも可能?
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未成年ですが治療できますか?
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妊娠・授乳中でも、わきが治療はできますか?
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すそわきがも治療できますか?
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わきがは遺伝なのでしょうか?
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手術をしないで脇のニオイを軽減させる方法はないですか?
わきが治療の色々な方法
他院のわきが治療と比較
治療内容 | |||
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レーザー治療(ミラドライなど) | 手術(保険適用) | 筋肉の縮小に作用する薬剤注射 | |
効果 | ![]() |
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治療時間 | ![]() |
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保険適用 | ![]() |
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料金 | ![]() |
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筋肉の縮小に作用する薬剤注射によるワキガ治療
筋肉の縮小に作用する薬剤注射は、筋肉の働きを阻害する注射です。
一般的に表情筋による、笑いジワの改善に使用しています。
この筋肉の縮小に作用する薬剤を脇に注射することで、汗を絞り出したり、脇の臭いとなる分泌液を絞り出す筋肉の働きを弱めることが可能です。
しかし、効果は永続的ではなく通常3ヵ月から半年かけて徐々に体内に吸収され効果が無くなってまいります。
そのため、半年から1年に1度 定期的に注射を行う必要があります。
その一方で、注射の為 傷跡は残りませんし、治療時間は両脇約10分と短く、通院の必要もなく、日常生活に支障もでないため、大変手軽である点がメリットです。
また、保険によるワキガ治療は、脇の手術のみしかすることができませんが、筋肉の縮小に作用する薬剤注射であれば、手のひらの汗の改善や足の裏の汗の改善をすることが可能となり、その結果 汗と混じって より強くなるわきが臭を軽減することが可能となります。
筋肉の縮小に作用する薬剤注射による治療は、保険が適用されませんため、自費でのご案内となります。
小学生などまだ手術するには早い方は第一選択として筋肉の縮小に作用する薬剤注射をすることもお勧めとなります。
ずっと臭いをなくしたいのであれば、定期的に注射を行う必要があります。
ミラドライなどのレーザーによるワキガ治療
メスを使わず、電子レンジなどに用いられるマイクロウェーブを使用して皮膚の外側から汗腺にダメージを与えていく治療法です。
皮膚を切開しないので傷跡が残る心配もなく治療後のダウンタイムも短くてすむお手軽な方法です。
手術に対して抵抗がある方にはお勧めです。
一方で、保険が使えない為高額になる点と、確実にアポクリン汗腺を除去しておらず脇の皮膚下に残存しているため、一時的なダメージを与えられたとしても傷の治癒と同様に汗腺の治癒がなされ、臭いがまた気になりだす方もいらっしゃいます。
人によっては照射パワーの値が小さく、汗腺へのダメージが小さい方もいらっしゃいます。
レーザーによっては、1回の照射では完成せず何回も照射に通わなければならないものもあります。
クアドラカット法によるワキガ手術
先端のシェーバーがついた帽を脇の端から挿入します。シェーバーを前後させることで髭剃りのように、汗腺を取り除いていく方法です。
傷跡が小さいことがメリットとなりますが、取り残しと皮膚の削りすぎのムラが生じることが多く、結果として皮膚の引き攣れ・ツッパリの原因となるリスクがあります。
超音波吸引法によるワキガ手術
また、この方法は保険が適用されず自費での治療となります。
クアドラカット法と同様に脇の端を切開し、超音波のメスを入れます。
超音波を使い、皮膚をはがす作業と汗腺除去を行っていきます。
スソワキガなど、幅広い体の部位に使用することができます。
傷跡が小さいことがメリットとなりますが、取り残しと皮膚の削りすぎのムラが生じることが多く、結果として皮膚の引き攣れ・ツッパリの原因となるリスクがあります。また、この方法は保険が適用されず自費での治療となります。
院長のご挨拶


あなたの人生からワキガという悩みが消え去ったらどんなに楽でしょうか?
ワキガ治療の中で一番確実で効果が期待出来る「直視下反転剪除法」は、非常に医師の技術力と根気が求められる治療だと言えます。直接目で見てニオイの元を一つ一つを手で切除していくのですから、それも容易に想像がつくと思います。数あるクリニックの中でもこの施術を保険適用としない理由としては、美容の要素が強いという理由もあげられますが、恐らく採算が合わないからでしょう。
一方で、ワキガに悩む患者様は日々の生活も心から楽しむ事が出来ずに苦労していらっしゃるのではないでしょうか?当院はそのような悩める患者様の声を聞き、もっと施術への敷居を低くすることでお悩み解決へのお手伝いができたら…という一心で保険適用手術とさせて頂きました。
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日本美容外科学会正会員・認定医
日本美容外科医師会正会員
日本抗加齢医学正会員 -
95年 聖マリアンナ医科大学卒業
95-97年 同大学麻酔科勤務
97-02年 大手美容外科勤務のちに、分院院長歴任
03-06年 医療法人博済会鈴木病院 美容外科外来開設
06年 池袋サンシャイン美容外科開設
09年 医療法人社団 栄真会 開設
