糸リフトってなに?糸リフトのメリットやデメリットについて徹底解説 | 東京・池袋サンシャイン美容外科
リフトアップ

糸リフトってなに?糸リフトのメリットやデメリットについて徹底解説

「顔のたるみは気になるけど、手術は怖い」という方もいらっしゃると思いますが、最近は切らないリフトアップ法も増えてきており、糸リフトもそのうちの1つです。

切開するフェイスリフトに比べてダウンタイムの少ないのが特徴ですが、何かデメリットはないのでしょうか。

今回は糸リフトの特徴と、そのメリットやデメリットについて徹底解説します。

糸リフトってなに?

糸リフトのメリットやデメリットについて理解するためには、そもそも糸リフトがどのような美容外科的手術なのかを知っておくことが重要です。

そこで、初めに糸リフトの特徴や施術法について紹介します。

スレッドリフトと呼ばれる施術法

糸リフトは別名をスレッドリフトとも呼ばれる施術法です。

もともとたるみの改善を目的とする施術しては、フェイスリフトと呼ばれる手法が採用されていました。

フェイスリフトは、ヨーロッパなどでは100年以上の歴史を持つ美容外科的手術です。

長い歳月を経たことによって、より高度で、より安全な施術法がおこなわれるようになってきました。

ただ、それでの顔の皮膚を切開することには変わりがなく、手術に対して抵抗感を覚える人も少なくありません。

そこで考案されたのが、特殊な糸を顔の皮膚に挿入し、リフトアップをおこなうスレッドリフトなのです。

糸リフトのやり方

糸リフト(スレッドリフト)をおこなうばあい、一般的には吸水系の糸、あるいは非吸水系の糸が用いられます。

では、それぞれにどのような特徴があるのでしょうか。

吸水系糸リフト

吸水系の糸はその名の通り、体内で吸収されるため、抜糸を必要としないのが特徴です。

最近は糸リフトに限らず、様々な手術に吸水系の糸が用いられるようになってきています。

吸水系の糸には「コグ」と呼ばれるこぶ状の突起がついています。

皮下に挿入されたコグによって皮下組織が持ち上げられることによって、リフトアップをおこない、たるみの改善を可能としています。

非吸水系糸リフト

非吸水系の糸を用いた施術も、基本的には吸収系の糸を用いた施術と変わるところはありません。

ただ、体内に異物が残るとトラブルの元となるため、最近は吸水系の糸を用いるクリニックがほとんどとなっています。

糸リフトの特徴

糸リフトの特徴としては、切開をともなうフェイスリフトに比べると、比較的手軽に施術を受けられるということがあげられます。

また、糸の張力でたるみを取り除くのはもちろんのこと、肌の構成組織を産生する作用も期待されています。

その点に関しては、後程詳しく解説します。

糸リフトの効果

糸リフトとはどのようなものなのか知っていただいたところで、次に、糸リフトとはどんな効果があるのか見ていきたいと思います。

糸リフトにはフェイスリフトと同じような効果もありますし、フェイスリフトには期待できない効果もあります。

小顔効果

糸リフトによって顔のたるみをリフトアップできれば、それまでハッキリしなかった顔の輪郭がくっきりと現れるようになるので、小顔効果が期待できます。

また、吸水系の糸を用いて施術した場合、皮下に吸収された糸によって皮下脂肪が刺激されるため、セルライトを取り除く効果も期待されています。

お肌の引き締め効果

糸リフトをおこなうと、糸を挿入した場所の周囲の組織が活性化し始めます。

それによって皮膚の再生が進むこととなり、お肌にハリやツヤが生まれ、お肌を引き締める効果が期待できます。

たるみの改善効果

糸リフトにもっとも期待できる効果が、お肌のたるみを改善する効果です。

特にほうれい線やマリオネットラインなど、年齢とともに垂れ下がったりしわができたりする部分を改善するのに、糸リフトはおすすめの方法となっています。

フェイスリフトをおこなう場合、耳の裏側や紙の生え際を切開し、リフトアップをおこないます。

なぜそのような手法が採られるかというと、手術による傷口を目立たなくさせるためです。

ただ、切開した場所から、ほうれい線やマリオネットラインまでは距離があるため、糸リフトのように、ピンポイントでほうれい線やマリオネットラインにアプローチできないのです。

糸リフトのメリット・デメリット

糸リフトには顔のたるみを取り除くだけでなく、皮膚の再生を促したり、ほうれい線やマリオネットラインを改善したりする効果もあるということでした。

糸リフトのメリット

では、リフトアップの際に、糸リフトを選ぶメリットは何でしょう。

将来のたるみを予防

一般的に皮膚というのは「表皮」のことを指しますが、表皮の下には「真皮」という組織があります。

いわば、表皮は真皮によって支えられているわけです。

その真皮を構成する成分の1つが、皆さんもよくご存じのコラーゲンです。

年齢とともに肌がたるんでくるのは、体内におけるコラーゲンの産生量が減少し、真皮の表皮を支える力が衰えるからだと考えられています。

ところが、糸リフトをおこなうと、表皮を支えている真皮の構成成分であるコラーゲンの産生量増が期待できるのです。

そのため、糸リフトを定期的におこなうことで、将来のたるみを予防することが可能となるのです。

肌にハリを取り戻せる

先述したように、皮下に特殊な糸を挿入することによって、コラーゲンの産生量増が期待できます。

そのため、お肌に若々しさやハリを取り戻すことが可能となります。

手軽

糸リフトは、切開をともなうフェイスリフトに比べると、手軽に施術を受けられるというメリットもあります。

身体への負担が軽い

切開をともなうフェイスリフトとは異なり、糸リフトの際にできる傷は、糸を通す毛穴だけです。

そのため、施術後の痛みや腫れが少なく、比較的速やかに日常生活を送ることが可能です。

糸リフトのデメリット

糸リフトには、フェイスリフトにはない様々なメリットがあるのですが、やはりデメリットもいくつかあります。

フェイスリフトほどの効果は期待できない

糸リフトのデメリットは、切開をともなうフェイスリフトほどの効果が期待できないことです。

また、担当する先生の技量によって、仕上がりが左右されることもあります。

副作用のリスクがある

糸リフトにも、切開をともなうフェイスリフトほどではないにせよ、副作用のリスクがあります。

例えば、糸を挿入した部分が2、3日腫れるようなケースがあります。

また、糸を挿入した場所に内出血が見られたり、1週間ほど引き攣ったように感じたりすることもあります。

もちろん副作用には個人差があり、ほとんど副作用を感じない方もいらっしゃいます。

糸リフトが適さないケースもある

糸リフトには、フェイスリフトのように(表在性筋膜(表情筋の筋膜)を持ち上げる効果は期待できません。

そのため、筋膜によってたるみが起こっている場合、糸リフトでは臨むような効果を得られない可能性があります。

まとめ

糸リフトは切開をともなうフェイスリフトほどのリスクが無く、コラーゲンやヒアルロン酸を注入する治療よりは高い効果が期待できます。

比較的お手軽に受けられる施術法ではありますが、効果を持続させるためには、定期的に施術をおこなうことも重要です。

ご予算や施術法位について詳しく知りたいという方は、お気軽に当院までお問い合わせください。

監修者情報 院長の画像

医療法人社団 栄真会

池袋サンシャイン美容外科

院長

日本美容外科学会正会員・認定医
日本美容外科医師会正会員
日本抗加齢医学正会員

95年 聖マリアンナ医科大学卒業
03-06年 医療法人博済会鈴木病院 美容外科外来開設
06年 池袋サンシャイン美容外科開設

0120-331-244

受付時間:10:00~19:00(完全予約制)

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