現在の医療技術では刺青を「元の肌と全く同じ状態に戻す」ことはできません。
どの治療法でも刺青部分が何らかの形で傷跡に置き換わるのが現実です。
しかしながら、適切な方法を選べば刺青はかなり目立たなくすることが可能です。
費用・痛み・期間だけでなく、将来の肌状態(傷跡の残り方)や修正の可否まで考慮して方法を判断することが重要になります。
本記事では、代表的な刺青除去方法の特徴と費用相場、ダウンタイム、後悔しないためのポイントや傷跡修正の選択肢について解説します。
記事の重要なポイント
- 刺青は完全に消すことはできないが、目立たなくすることは可能
- 費用は10万円以内でできるものもあれば、100万円を超える場合もある
- 治療に保険は適用されないが、安さで選ぶのはNG

「美しくなりたい」を応援します。どんな時代も「美」を願う「心」の本質は変わりません。当院は「患者様の安心と満足を目標にする。」という当たり前のことを第一に考え、本物の美容形成外科を開設いたしました。
「美」と「心」がつながった「ありがとう」と言っていただける病院でありたい。「美のホームドクターになれたら…」が私たちの願いです。
95年聖マリアンナ医科大学卒業/95-97年同大学麻酔科勤務/97-02年大手美容外科勤務 のちに分院院長歴任/03-06年医療法人博済会 鈴木病院 美容外科外来開設/06年池袋サンシャイン美容外科開設/日本美容外科学会正会員・認定医/日本美容外科医師会正会員/日本抗加齢医学会正会員
Contents
刺青(タトゥー)を消したいなら「皮膚切除・レーザー治療」で可能

前述した通り、現代の医学では刺青を完全に消すことはできません。
切除やレーザーで刺青を除去しても傷跡が残ってしまいます。
しかしながら、刺青のデザイン自体はほぼ消えてなくなり、傷跡だけが残るので「刺青を目立たなくしたい」「子供と温泉に入れるようになりたい」という方にはぴったりの施術です。
刺青(タトゥー)を消す方法

実際に刺青を消す方法は以下の4つの方法があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 切除法 | 刺青部分の皮膚をメスで切り取り縫合する方法。小さい刺青なら1回の手術で完全除去でき、大きい場合でも数回に分割すれば確実に除去できます。 |
| レーザー除去 | 最新の医療用レーザーを刺青部分に照射し、インクの粒子だけを破壊・排出させて徐々に色を消す方法です。皮膚を切らないため傷跡が最も残りにくいです。 |
| 削皮 | 削皮は皮膚の表面から真皮までカミソリ等で削り取る方法です。大きな刺青や色素が深い刺青も1回の手術で除去しやすいメリットがあるものの、削皮後は火傷のような傷跡や色素沈着が残りやすいです。 |
| 植皮 | 植皮は刺青部分を切除または削った後に自分の皮膚を移植する方法です。植皮では移植部と皮膚採取部の2箇所に傷跡が残る点がデメリットです。 |
各方法の詳細や症例写真は、「【現役医師監修】タトゥーを消す4つの方法|痛みや費用、タトゥー修正の成功事例を紹介」で詳しく紹介しています。
ご自身の刺青にどの治療法が適しているか、ぜひ参考にしてください。
刺青(タトゥー)除去にかかる費用相場

刺青除去にかかる費用は刺青のサイズ・色・除去方法によって大きく変わります。
例えば、小さいワンポイントなら数万円程度から、大きな刺青では数十万円~数百万円単位に及ぶケースもあります。
また完了までの回数や期間も方法によって「1回で終了~10回以上」「10日間~2年以上」と幅があります。
以下に主な刺青除去の方法ごとに費用目安と治療期間の目安をまとめました。
| 施術方法 | 費用目安(税込) | 完了までの回数・期間 |
|---|---|---|
| 切除法 | 約88,000円~(縫合1cmあたり約22,000円) | 手術1回(※大きい刺青は2~3回に分割する場合あり)、抜糸まで約10日間 |
| レーザー治療 | 1回あたり約33,000~55,000円(25~100cm²の場合) | 3~10回前後の照射(2~3ヶ月おき)で半年~2年以上 |
| 削皮法 | 約300,000円~(10cm×10cm程度) | 手術1回、かさぶた完成まで約2週間・経過観察数ヶ月~(皮膚再生に長期間※数年かかる例も) |
| 植皮法 | 約300,000~500,000円(10cm×10cm程度) | 手術1回、定着まで約1~3ヶ月・その後経過観察 |
※上記はあくまで目安です
実際には「7~8cm程度の小~中サイズの刺青除去で総額10~40万円前後」「広範囲だと総額で数百万円に達するケース」もあります。
当院(池袋サンシャイン美容外科)では例として5×5cm程度の刺青を通常約19.6万円(モニター価格約9.8万円)で施術可能です。
刺青の大きさや色によって費用は大きく異なるため、カウンセリングで具体的な見積もりを確認してみてください。
刺青(タトゥー)除去後の痛み・ダウンタイム・日常生活への影響
刺青除去後の痛みやダウンタイムは、施術方法や麻酔の使い方、アフターケアによって大きく変わります。
「除去は痛い」「仕事に支障が出るのでは」と不安な方も多いですが、医療機関では通常しっかり麻酔や鎮痛管理を行うため、心配しすぎる必要はありません。
以下、主な方法ごとの痛み・ダウンタイムの傾向と日常生活への影響について解説します。
| 治療法 | 施術中の痛み | 術後の痛み | ダウンタイム | 仕事復帰の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 切除法 | 麻酔によりほぼゼロ | 抜糸までヒリヒリ | 約1週間(抜糸まで患部を濡らさない) | 翌日から可(デスクワーク等) |
| レーザー | 輪ゴムで弾かれる程度(麻酔等で緩和) | 赤み・水ぶくれ・かさぶた | 数日〜1週間(当日の入浴・飲酒不可) | 翌日から可(紫外線対策は必須) |
| 削皮・植皮 | 麻酔によりほぼゼロ | 強めの痛み | 2週間〜数週間(入念なケア・安静が必要) | 職種による(肉体労働は要相談) |
日常生活への影響は方法によって様々ですが、共通して言えるのは医師の指示を守ったケアをすれば大きな支障は避けられるという点です。
例えば患部を清潔に保つことや、レーザー後のかさぶたを無理にはがさないこと、紫外線を避けることなどが挙げられます。
適切な処置とケアを行えば、刺青除去による痛みやダウンタイムは必要以上に恐れるものではありません。
仕事や生活への影響が心配な方も、カウンセリング時に医師へ具体的に相談してみると安心でしょう。
刺青をきれいに消したい人がやってはいけないこと

刺青をきれいに消したい人がやってはいけないのは「できるだけ安く済ませたい」「とにかく早く消したい」といった理由だけで施術方法を選ぶことです。
刺青にあった施術方法を選ばないと、色素が完全には消えずに残ってしまったり、傷跡や凹凸が残ってしまったりして後悔するケースがあります。
ここでは特に注意すべきポイントを2つ紹介します。
安さ重視で選んだ結果修正が必要になるケースがある
刺青除去は自由診療で全額自己負担のため、「できるだけ安く抑えたい」と考えがちですが、安さだけで選ぶのは危険です。
レーザー治療は1回あたりの料金は手頃でも、回数を重ねると総額が高くなりやすく、特にカラータトゥーは消え残りやすいため、最終的に切除・植皮が必要になり「レーザー代+再治療費」で二重の出費になるケースもあります。
一方、切除法は刺青の入った皮膚を直接取り除くため、どんなタトゥーでも目立たなくできる方法とされています。広範囲では数十万円と高額になりがちですが、「一度の施術で目立たなくしたい」人にはおすすめです。局所麻酔で行うため施術中の痛みはほぼなく、安全性も高いとされています。
大切なのは、「安さ優先」でクリニックを選ばないことです。実績や症例数、医師の技術力、アフターケア体制まで含めて選びましょう。
色・深さを考慮しない治療はリスク
刺青の色・深さによって最適な除去法は大きく変わります。ここを無視して方法を選ぶと、「思ったほど消えない」「肌トラブルが残った」という結果になりかねません。
例えば、緑・黄色・ピンクなどの明るい色はレーザーに反応しづらく、何度照射しても色がうっすら残ることがあります。濃い黒や深く彫られた刺青も、少ない回数のレーザーだけで完全に消すのは難しく、「数回で必ず消える」といった宣伝をそのまま信じるのは危険です。
また、色素が深い層にあるのに強くレーザーを当てると、水ぶくれや色素脱失(白抜け)などのトラブルにつながることがあります。反対に、浅い刺青に対して強い削皮を行うと、必要以上に皮膚を削り、大きな傷跡が残るリスクが高まります。
このように、刺青の色・大きさ・深さ・肌質によって向く治療法は異なります。
「この方法が一番」と決めつけず、必ず医師と相談してケースバイケースで選ぶことが重要です。
経験豊富なクリニックであれば、レーザーと切除など複数の方法を組み合わせたプランや、長期的な治療計画も含めて提案してくれます。
刺青除去後の「傷跡修正」という選択肢
刺青を消したあとに傷跡や凹凸が残ってしまっても、「もうどうにもならない」と諦める必要はありません。
近年は傷跡治療の選択肢が増えており、完全には消えなくても、目立ちにくい状態まで改善できる可能性があります。
傷跡修正でできること・できないこと
傷跡修正では主に、
- 盛り上がった傷を平らにする
- 赤みや色素沈着を薄くする
- 幅広い傷を切り取って細く縫い直す
といったアプローチを行います。ケロイド状の盛り上がりにはステロイド注射やレーザー、色素沈着には美白外用薬やレーザー、広範囲の傷には再切開・再縫合など、状態に合わせて方法を選びます。
フラクショナルレーザーで肌の凹凸や質感を整え、刺青除去後の傷跡をなめらかにしていく治療もよく使われます。
傷跡修正の詳細や仕上がりについては、「医師が解説!傷跡修正とは?最新症例5選やリアルな費用相場を徹底解説」で解説しています。
池袋サンシャイン美容外科は傷跡ケアに注力

当院池袋サンシャイン美容外科では刺青を「消すだけで終わらせず」、術後の傷跡ケアまで見据えて治療プランを提案しています。
刺青除去はゴールではなく、その後に残る傷跡まで含めて患者様に満足いただけるようにするのが当院のモットーです。
実際、当院では刺青除去後の傷跡修正の症例実績も豊富で、必要に応じて追加治療やケアを行い傷跡を可能な限り目立たなくするよう努めています。
刺青除去からアフターケアまで一貫して対応できるクリニックを選ぶことは、結果的に「消して良かった」と心から思える近道です。
現役の形成外科専門医である院長・鈴木栄樹の監修のもと、当院スタッフ一同、患者様の傷跡ケアに注力しておりますので、刺青除去後のケアまで安心してお任せください。
傷跡(タトゥー)を消したい時によくある質問
刺青除去を検討される多くの方が感じる疑問や不安について、最後にQ&A形式でお答えします。
刺青は完全に消えますか?
冒頭でも説明した通り、刺青を完全に元通りの肌に戻すことは難しいです。刺青除去治療では、いずれの方法でも刺青部分は何らかの傷跡や色の変化に置き換わる形になります。
例えば切除法ならインクは全て取り除けますが細い縫合跡が残りますし、レーザー法なら傷跡は残りにくいものの刺青の色素が薄く残る場合があります。
ただし、適切な治療を行えばパッと見で刺青があったと分からないレベルまで薄くすることは可能です。
タトゥー除去は死ぬほど痛いって本当?
適切な麻酔や鎮痛処置を行えば耐えられないような激痛にはなりません。
刺青除去の施術中は基本的に局所麻酔をしますので、レーザー照射でも切除手術でも施術中に強い痛みを感じることはほぼありません。
刺青除去の術後で麻酔が切れたあとに患部がヒリヒリ・ズキズキ痛むことはありますが、この術後の痛みも痛み止めの服用で十分に痛みを抑えることも可能です。
傷跡は必ず残りますか?
程度の差はあれ何らかの傷跡は残るとお考えください。
刺青を消す治療は、結局のところ刺青部分の皮膚にダメージを与えて色素を除去する行為です。
そのため皮膚に全く跡が残らないということはありません。
他院で断られた刺青でも相談できますか?
ぜひ一度池袋サンシャイン美容外科にご相談ください。
刺青の大きさや部位によっては、施術対応が難しく他院で断られてしまうケースもあります。
しかし当院のように外科的切除を中心に幅広い刺青除去に対応しているクリニックなら、他院で難しいと言われた刺青でも対応可能な場合があります。
実際、当院ではかなり大きな刺青でも数回に分割して切除することで除去に成功した症例が多数あります。
まずは諦めずに専門医にご自身の刺青を見せて、最適な除去プランを提案してもらいましょう。
刺青(タトゥー)除去は保険が適用される?
タトゥー除去は保険適用で施術を受けることはできません。
刺青除去は美容目的の施術とみなされるため、健康保険の適用外で全額自己負担の自由診療となります。
まれに刺青部分に重篤な皮膚症状(例えばアレルギー反応や炎症)が起きており、治療上刺青除去が必要と判断されれば保険が使える可能性もゼロではありません。
しかし基本的には美容外科や皮膚科での自費診療となることを念頭に置いておきましょう。
まとめ
本記事で解説したように専門の医療機関で適切な方法を選べば、刺青はかなり目立たなくすることが可能です。
切除・削皮・植皮・レーザーそれぞれにメリット・デメリットがあり、費用や痛み、通院期間、傷跡の残り方も異なります。
大切なのは経験豊富な医師と十分に相談し、ご自身に合った後悔のない方法を選ぶことです。どの方法を選んだ場合でも、術後のケアを怠らず医師の指示に従えば、安全に施術を乗り越えられるでしょう。
当院池袋サンシャイン美容外科は、刺青除去の豊富な成功症例と術後の傷跡ケアの充実に自信があります。
現役医師である院長(日本美容外科学会認定医)が、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して患者様をサポートいたします。
刺青除去は決して一人で悩まず、まずは専門クリニックの無料カウンセリングなどでお気軽にご相談ください。
あなたの刺青に最適な方法や費用・期間の目安を丁寧にご説明し、安心して一歩踏み出せるようお手伝いいたします。
消したい刺青がある方は、ぜひ私たちプロの手で「後悔のない刺青除去」を実現しましょう。




