タトゥー除去には痛みがともなう?ダウンタイムや治療にかかる期間をご紹介

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若気の至りでタトゥーを入れてみたものの、家族ができたら一緒にプールや温泉に入れなくて、寂しい思いをしたという方もたくさんいらっしゃることと思います。

そのようなときに検討されるのがタトゥーの除去手術ですが、「手術は痛いのでは?」としり込みしているケースもあることでしょう。

そこで今回は、タトゥーを除去する時におこなわれている主な手術法の特徴や、何度手術を受ける必要があるのか、また、治療中や治療後の痛み・期間などについて徹底解説していきます。

タトゥー(刺青)除去治療ごとの痛みの比較と総解説

それでは早速ですが、今回のテーマでもあるタトゥー除去の痛みについてみていきたいと思います。

タトゥーの除去法としては、レーザー治療や切除術、削皮術、皮膚移植がよく知られているため、それぞれについて詳しくみていきましょう。

【レーザー治療】施術中の痛み・ダウンタイム・治療期間の目安

タトゥーを除去する手術として、よく知られているものの1つがレーザー治療ではないでしょうか。

レーザー治療の特徴は、タトゥーの色素に対してレーザー光線を照射し、色素を細かく砕くというものです。

では、レーザー治療をおこなう場合、どれくらいの痛みを感じるものなのでしょうか。

治療中の痛み:輪ゴムで弾かれるような痛みとは?

レーザー治療は麻酔をしなくても施術を受けられるのですが、その場合、治療中に縫い針で刺したようなチクチクとした痛みを感じます。

そのような痛みを避けたい場合には、笑気麻酔や局所麻酔などを用いることで、痛みを感じなくさせることが可能です。

また、場合によっては皮膚の感覚を麻痺させるため、クリームを塗ったり、アイシングを行ったりするケースもあります。

ダウンタイム:期間と発生する症状(腫れ・かさぶた)

レーザー治療は、タトゥーの色素とレーザーとが反応することにより、色素を燃焼させる治療法であるため、手術後にもチクチクとした痛みや、皮膚がヒリヒリする感じを残すこととなります。

それが治るまでの期間のことをダウンタイムと呼んでいますが、レーザー治療のダウンタイムに関しては、およそ数時間から数日間とされています。

ダウンタイムに幅があるのは、タトゥーを入れた範囲にもよるからです。

タトゥーの範囲が狭ければダウンタイムも短く、タトゥーの範囲が広ければ、ダウンタイムも長くなるというわけです。

タトゥー除去にかかる期間と必要な回数(治療完了までの目安)

レーザー治療の場合、タトゥーが目立たなくなるまでに、複数回の施術を要するケースがほとんどです。

また、それだけの回数を費やしても、タトゥーが取り切れないことも少なくありません。

【切除術】施術中の痛み・ダウンタイム・治療期間の目安

タトゥーの除去術としては、切除術もよく知られています。

タトゥーが入っている場所を、皮膚ごと切除してしまう治療法で、皮膚ごと切除するため、タトゥーを入れていた痕跡を完全になくすことが可能です。

治療中の痛み:麻酔で痛みを感じない?術後の痛みは?

切除術はその名の通り、皮膚を切除する治療法であるため、原則として麻酔をかけてから手術をおこなうこととなります。

そのため、治療中に痛みを感じることはありません。

ダウンタイム:抜糸までの期間と傷跡の経過

切除術の場合、手術中に痛みを感じることはないのですが、麻酔が切れてからズキズキとした痛みが2日ほど続きます。

また、その後も抜糸まで軽い痛みが続くケースがあります。

タトゥー除去にかかる期間と必要な回数(治療完了までの目安)

切除術はタトゥーが入れられた皮膚を寝こそぎ切除してしまう手術用なので、部分的なタトゥーであれば、一度の施術でとり切ってしまうことも可能です。

【削皮術】施術中の痛み・ダウンタイム・治療期間の目安

削皮術(さくひじゅつ)は、タトゥーを入れた場所の皮膚を、医療用のカミソリで削り取る手術法です。

治療中の痛み:麻酔による痛みと術後の経過

削皮術も切除術と同じく皮膚に傷をつける必要がある治療法なので、原則として麻酔をおこなったうえで手術に入ります。
そのため、治療中の痛みはほとんどありません。

ダウンタイム:傷が落ち着くまでの期間と傷跡の特徴(やけど状)

削皮術は皮膚をえぐり取る術式であるため、傷が修復されるまでかなりの期間を要します。

また、生活に支障を及ぼすほどのかゆみを生じるリスクもあります。

そのため、現在では削皮術をおこなう治療院は減ってきています。

タトゥー除去にかかる期間と必要な回数(治療完了までの目安)

削皮術も切除術と同様、部分的なタトゥーであれば、一度の施術で取り去ってしまうことが可能です。

広範囲の場合は、2度、3度と分けて施術をおこなうことになります。

【皮膚移植】施術中の痛み・ダウンタイム・治療期間の目安

植皮術(しょくひじゅつ)とも言われる皮膚移植術は、タトゥーを切り取った場所に、他の場所から皮膚を移植する手術法を意味します。

治療中の痛み:手術部位と皮膚採取部位の痛み

皮膚移植をおこなう時にも、切除術や削皮術の場合と同様、原則として事前に麻酔を行います

そのため、治療中に痛みを感じることはありません。

ダウンタイム:定着までの期間と傷跡の特徴(つぎはぎ状)

タトゥーを切り取った場所に関して、切除術と同様の痛みが見られるほか、皮膚を切り取った場所にも2ケ月ほど痛みをともないます。

また、削皮術の場合と同じく、強いかゆみに見舞われるケースもあります。

タトゥー除去にかかる期間と必要な回数(治療完了までの目安)

皮膚移植の場合も、切除術や削皮術と同様、部分的なタトゥーであれば一度で、広い範囲であれば複数回の施術で取り除くこととなります。

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✓ タトゥーを除去する場合、麻酔を用いることで治療中の痛みを感じなくさせることが可能。治療後の痛みやその期間は治療法によって様々である。

おすすめのタトゥー除去

タトゥーを除去する施術法は大きく分けて4つあり、いずれも一長一短がありますが、当院では
切除術プラス傷跡の徹底ケアにより、タトゥーの痕跡を完全になくし、かつ、手術跡をキレイに修復していきます。

確かにレーザー治療を行った場合、痛みをそれほど感じずに済むというメリットがあるのですが、特定の色素にしか反応しないため、タトゥーの痕跡は残ってしまいます。

例えばバラのタトゥーを入れた場合、レーザー治療によってバラの模様をなくすことは可能なのですが、バラの輪郭が残ってしまうのです。

これではタトゥーの痕跡をなくしたとは言えないのではないでしょうか。

また、当院では手術後のアフターケアも重要と考えています。

まずは傷跡がケロイド(皮膚が盛り上がった状態)になってしまうのを予防するため、内服薬を一定の期間服用して頂いています。

次に、切除術の後に縫い合わせた傷が開いていかないよう、日常的にテーピングで保護します。

傷跡に対して垂直にテーピングを貼ることで、傷が開くのを防ぐことが可能です。

手術後、半年はテーピングを続けるようおすすめしています。

さらに、プラセンタを配合した当院オリジナルの保湿剤を、傷跡へと塗布して頂くのをおすすめしています。

というのも、手術をした後は、傷跡の周りが乾燥しやすくなるからです。

まとめ

「タトゥーを入れると格好いいから」「格闘技やスポーツをしていて強そうに見えるから」「おしゃれだから」…さまざまな理由でタトゥーを入れることがあると思います。

ただ、タトゥーを入れるために必要な時間に対して、タトゥーを除去するための期間は非常に長いものです。

また、タトゥーの痕跡を完全になくすためには、それなりの痛みをともなうものです。

そのため、タトゥーを入れるのは十分に検討してからにすることが重要です。

もし後になってタトゥーを取り除きたくなったら、切除術とレーザー治療を併せておこなうのがおすすめです。

なぜなら、タトゥーの痕跡を完全になくす方法としては、現在のところ切除術がもっとも優れているからです。

とはいうものの、切除術を行うとタトゥーの大きさにともなった傷跡が残ってしまうので、当院独自のレーザー治療を行い、傷跡を目立たなく、キレイに修復させていくことがおすすめです。

タトゥーを入れた過去を清算し、手術をした場所を目立たなくさせるためにも、しっかりとした知識と技術を持つ医師に相談し、手術を受けるよう心がけましょう。

 

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