なぜいぼができる?いぼが増える原因や種類・治療方法を解説【現役医師監修】

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いぼが増える、原因や、種類。治療方法を解説

「気づいたら手や足にいぼができていた」「いつの間にか数が増えていた」そんな経験はありませんか?

いぼは皮膚に盛り上がりが生じるできものの一種で、身体のあらゆる部位に発生する可能性があります。手足や顔・首などに現れることが多く、年齢を問わず多くの方が悩む皮膚のトラブルです。

いぼにはウイルス感染が原因のものや、加齢が原因のものなど、いくつかの種類があります。種類によって見た目や発生しやすい部位が異なるため、「これはいぼなのか、ほくろなのか」と判断に迷うこともあるかもしれません。

また、いぼはセルフケアで取り除こうとすると、跡が残ったり、逆に数が増えてしまったりするリスクがあります。気になるできものを見つけたときは、自己判断で処置するのではなく、まず専門医に相談することが大切です。

この記事では、いぼができる原因や種類、そして適切な治療方法についてわかりやすく解説します。いぼにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の重要なポイント

  • いぼの多くはヒトパピローマウイルス(HPV)への感染が原因で放置すると増える可能性も
  • いぼにはウイルス性・老人性など複数の種類があり、見た目だけでは判断が難しいため、自己判断での処置はリスクが伴う
  • いぼを確実に取り除くには、レーザー治療や皮膚切除などの専門的な治療が有効で、まずは専門医へ相談することが大切
鈴木 栄樹 院長
監修者:院長・鈴木 栄樹

「美しくなりたい」を応援します。どんな時代も「美」を願う「心」の本質は変わりません。当院は「患者様の安心と満足を目標にする。」という当たり前のことを第一に考え、本物の美容形成外科を開設いたしました。

「美」と「心」がつながった「ありがとう」と言っていただける病院でありたい。「美のホームドクターになれたら…」が私たちの願いです。

【院長略歴】
95年聖マリアンナ医科大学卒業/95-97年同大学麻酔科勤務/97-02年大手美容外科勤務 のちに分院院長歴任/03-06年医療法人博済会 鈴木病院 美容外科外来開設/06年池袋サンシャイン美容外科開設/日本美容外科学会正会員・認定医/日本美容外科医師会正会員/日本抗加齢医学会正会員

更新日:2026年4月7日

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なぜいぼができる?

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いぼとは皮膚にできる「できもの」です。

いぼの多くは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスへの感染が原因で生じます。

HPVは皮膚や粘膜のみに感染するウイルスで、皮膚表面の小さな傷口から侵入し、表皮の深部にある基底細胞に感染することで、いぼが形成されると考えられています。

HPVには150種類以上の型が存在しており、ウイルスの型によって感染しやすい部位やいぼの見た目も異なります。

手足にできる一般的ないぼ(尋常性疣贅)はその代表例ですが、顔にできる扁平疣贅や陰部にできる尖圭コンジローマなど、発生部位や形状はさまざまです。

なお、中高年の方の首まわりにできるスキンタッグや、高齢者に多い脂漏性角化症(老人性疣贅)など、ウイルス感染を原因としないいぼの一種も存在します。

いぼが増える原因

いぼは、一度できてしまうと放置しているうちに数が増えていくことがあります。その主な原因として挙げられるのが「自家感染」と「免疫力の低下」です。

いぼを自分で触ったり掻いたりすることで、ウイルスが体の他の部位に広がること(自家感染)が起こります。

たとえばいぼを無意識に触った手で別の場所を触れることで、ウイルスが付着し新たないぼが生じる可能性があります。

また、子どもや高齢者は免疫力が比較的弱い傾向があり、いぼができやすいとされています。免疫抑制剤を使用している方や慢性的な病気をお持ちの方も、同様にリスクが高くなることがあります。

いぼを増やさないためには、患部を必要以上に触らないこと、皮膚のバリア機能を保つスキンケアを心がけることが大切です。

いぼをとるなら治療が必要

いぼの中には自然に消えるケースもありますが、放置しているうちに自身の体の別の部位へ感染が広がったり、大きくなってしまう場合があります。 そのため、気になるいぼを見つけたら、早めに医療機関を受診することが推奨されています。

現在、HPVに対する特効薬は開発されていないため、治療はできてしまったいぼを取り除く方法が中心となります。

液体窒素を用いた冷凍凝固療法、電気焼灼法、外用薬によるもの、ヨクイニン内服療法など、いぼの種類や発生部位に応じて治療法が選択されます。

中でも液体窒素による冷凍凝固療法は、日本皮膚科学会の「尋常性疣贅診療ガイドライン」でも推奨されており(Grade A)、いぼ治療の基本的な方法として広く用いられています。

ただし、いぼの種類や大きさによっては複数回の治療が必要になることもあります。

いぼは自己処置で悪化したり、周囲に感染が広がるリスクもあるため、気になる症状がある場合はまず皮膚科専門医にご相談ください。

いぼの種類

先述しましたが、いぼは原因によって種類が異なります。

簡単に棲み分けを説明すると、細菌などのウイルスが発生することで生じるいぼは、「ウイルス性いぼ」。老化が原因で生じるいぼは、「老人性いぼ」です。

ただ、その他にもいぼには種類があるため、ここでは、いぼの種類や特徴についてご紹介します。

ウイルス性いぼ

ウイルス性いぼは、細菌やウイルスが体内に入ってできるいぼです。

見た目がウオノメやタコに似ているため、これらと間違えることがあり、でき始めにはほとんど自覚症状が現れません。

このタイプのいぼは、3~6カ月という長い期間をかけて表面化するものであるため、初期段階ではなかなか気づけないのです。

表面化してきた段階では、その部分に白色、肌色、薄茶色のザラザラしたいぼが出現します。

このいぼはひとつだけできて数が増えないこともありますが、たくさんのいぼが一部分に集結してできることもあります。

青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)

青年性扁平疣贅は、ヒトパピローマウイルスが原因でできるいぼですが、上記でご紹介したウイルス性いぼとはウイルスの型が異なります

幼少期の方に多く、いぼとして発生してしまうウイルスです。ひらたく隆起するという特徴があり、顔や腕などにできやすいです。

また、一度に大量に現れることもあります。

ザラザラした感じがほとんどないのが、ウイルス性いぼとの違いです。ひらたくさらっとしているのが青年性扁平疣贅の特徴と言えます。

水いぼ

水いぼとは、伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)と呼ばれるいぼで、同じく原因はウイルスです。

他のいぼのようにザラザラとした感じではなく、表面がツルッとしているという特徴があります。

このいぼはもともとアトピー性皮膚炎などを発症している子供に多いといわれており、ほとんどは自然治癒すると考えられています

このため、水いぼであった場合には、特に治療は必要ありません。

しかし、ウイルス性である以上、他人にうつる可能性がないわけではないのが注意点です。

傷口にウイルスが入り、いぼが大量に発生してしまうことがあれば、早めに専門治療で完治を目指しておくことがベストでしょう。

コンジローマ

コンジローマとは、ヒトパピローマウイルスによってできるいぼで、原因は同様にウイルスです。

発生してしまうと、先端が尖った突起物状のでき物ができます。

このいぼは性器に見られることが多く、女性の場合だと子宮頚部に見らることもあります。

自分では存在に気付かず放置してしまうため、発がんの原因になることもあると言われています。

早期に発見することができたら、いぼの切除のみで治療が抑えられます。性器に痛みやかゆみなどの症状が現れた場合には、コンジローマを疑ってみる必要があるかもしれません。

老人性いぼ

今まで紹介してきたいぼと異なり、加齢が原因でできるのが、老人性いぼです。

でき始めは小さなシミのようで盛り上がりもほとんどありませんが、時間の経過とともに範囲が広がったり色素が濃くなったりするとともに、皮膚が盛り上がってきます。

こうして、皮膚に盛り上がりが生じ、老人性のいぼができるのです。

いぼを除去する治療方法をご紹介

ここからはいぼを除去する治療方法を紹介します。

皮膚切除

いぼができている部分の皮膚をメスで切除したり、いぼの組織ごとメスでくり抜いたりする治療です。

この治療は面積が広いいぼの除去に適しており、切除したいぼの組織を病理検査に出すこともできます。

したがって、万が一悪性のいぼだった場合でも、早期に再発予防の治療を行えるというメリットがあります。

なお、治療に際しては局所麻酔を用いるため、痛みを感じることなく受けられます。治療時間は1カ所当たり20分程度、入院の必要はなく治療当日に帰宅できます。

治療後にはテーピングで傷口を保護し、7日目に抜糸という流れです。

レーザー治療

CO2レーザーの照射でいぼを蒸散させる治療です。この治療では出血がほとんどなく、痛みもほぼ感じないというメリットがありますが、大きくなったいぼの対応は難しく、この場合では皮膚切除との併用になることがあります。

この治療もまた入院の必要はなく、治療当日の帰宅できます。

なお、治療直後は皮膚がなくなっている状態のため、テーピングで皮膚を保護し、10日間程度はテープを貼った状態で過ごす必要があります。

当院では、切除によるいぼの除去とレーザーによるいぼの除去、そのどちらも行っております。

いぼは治療で確実に除去できます。まずはカウンセリングを受けて、どの治療が適しているのか確認し、前向きに治療を検討してみてはいかがでしょうか。

池袋サンシャイン美容外科では様々な方法でいぼ治療を提供

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いぼ治療は「痛み」「仕上がり」「費用」「日常生活への影響」まで含めて、納得できる計画を立てることが重要です。

特にレーザー治療や皮膚切除などの施術を検討する場合は、いぼの状態・改善できる範囲・術後のケア方法を具体的に説明できる体制が欠かせません。 池袋サンシャイン美容外科では、無料カウンセリングでいぼの状態を丁寧に確認したうえで、大きさ・部位・肌質・希望に合わせて現実的な施術プランを提案しています。

直径1cm以上の大きないぼや難治性のいぼにも保険診療で対応しており、自己負担3割で治療を受けることが可能です。

施術事例も豊富です。

背中にあるほくろ・いぼ除去

「どこに相談すればいいかわからない」「痛みが不安」という方も、麻酔の選択肢や術後の過ごし方まで相談できます。まずは無料カウンセリングだけでも、気軽に足を運んでみてください。

当院では無料カウンセリングを行っておりますので、お気軽に医師に治療法を聞くことが可能です。ぜひお気軽にお越しください。

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